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猫の血液型

猫の血液型の話

猫の血液型にはA型とB型があります。AB型という血液も存在すると言われていますが、非常に珍しい血液型と言われています。

特に血液型が問題となるのは2つのケースが考えられます。

1つ目は輸血です。 人間と同じように血液型が異なる猫ちゃんから猫ちゃんへ輸血をする事は不可能です。

2つ目は新生子溶血現象と呼ばれる病気です。これは今度詳しくお話ししようと思いますが、血液型の異なる猫ちゃん同士で交配し、妊娠、出産した場合生まれてくる子猫がお母さんの初乳(生まれてすぐの母乳の事です)を飲んでしまうと貧血を起こしてしまう事があります。場合によっては命に関わる事もある病気です。


今回の本題はA型とB型の割合のお話です。

イタリアの研究者が調査した世界の「雑種猫の血液型の割合」です。血液型の割合が国によってずいぶん違うようです。

日本ではA型が多く、B型は少ないとされています。この調査では90%がA型で、10%がB型だったそうです。普段診察させていただいている中ではB型の割合はもっと少ないように思いますが。。

アメリカはほとんどA型みたいですね。この調査では東海岸は100%A型だったそうです。


イングランドやオーストラリア、地中海の東の方はB型の猫ちゃんの割合が比較的多い地域です。オーストラリアには元々猫はいなかった土地です。 もしかするとイングランド人が猫を持ち込んだので同じような割合なのかもしれません。

純血種の血液型の割合です。

種類によって血液型の割合は大きく異なります。 

アメリカンショートヘアやシャムはほぼ100%A型です。 

ブリティッシュショートヘアやターキッシュバンなどはB型の割合が多くなります。

世界地図での分布と見比べてみても、もともとB型が多いイギリスやトルコで生まれた純血種でB型が多いのは興味深いですね。

注) 純血種の血液型の割合は同じ種類でも国や地域、ブリーダーさんによっても異なる場合が考えられます。 あくまでも参考程度にして下さい。


東京医療センター 服部 幸正さま より引用許可を頂いて掲載しています。
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