FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

虫歯の話と歯茎部吸収病変 の話

虫歯の話。
猫はほとんど虫歯はありません。 虫歯は正式には『齲歯(うし)』と呼ばれる病気です。

この『齲歯(うし)』とは口の中の細菌が糖質を利用して『酸』を作り出し、この酸が歯の表面を溶かしてしまう病気です。

実はこの「齲歯(うし)」は猫にはほとんど起こらないと考えられています。その理由として

1:口の中の環境(特にpH)が人間と違うため虫歯菌が繁殖できない。
2:人間と異なり糖質を食べる事が少ないため。

などが考えられています。

猫に多い歯が溶けてしまう病気は『歯茎部吸収病変』とうものがあります。歯を溶かす『破歯細胞』と呼ばれる細胞が歯を溶かす事は分かっているのですが、なぜ歯を溶かしてしまうかはまだ解明されていません。 

歯茎部吸収病変 (FORLs: Feline Odontoclastic Resorptive Lesions )の話

この病気はいろいろな名前で呼ばれており獣医学書にも6つの名前が掲載されています。 代表的なものとしてはネックリージョン(Neck Lesion)とも呼ばれています。

この病気を一言でいうと『歯が溶けてしまう病気』です。 歯と歯茎の境界線付近の『歯』が溶けてしまいます。 

特徴としては歯が溶けてしまった部分を『歯肉』が覆ってしまう事が多いです。解像度が低い写真で申し訳ないのですが、矢印の部分です。

ある研究では、雑種猫の30%がかかっているという報告もあります。

当初はいわゆる人間の虫歯『う歯』と同じ病気であると考えられていましたが、今は原因不明とされています。 

歯を溶かす『破歯細胞』と呼ばれる細胞が歯を溶かす事は分かっているのですが、なぜ歯を溶かしてしまうかはまだ解明されていません。

代表的な症状としては
・よだれが多くなる。
・口臭が強くなる。
・食事をする時に口を痛そうにする。
・手で顔を洗う仕草をする時に痛そうにする。
・食欲が無くなる。

などです。

治療法は多くの獣医師や研究者によって数々試みられていますが、特効薬はまだ無いとされています。 ひどくなると抜歯をしないといけない厄介な病気です。

猫ちゃんの歯(特に奥歯)の根元に「歯肉が覆っていないか」を一度見てみてあげて下さい。

東京医療センター 服部 幸正さま より引用許可を頂いて掲載しています。

にほんブログ村 猫ブログ 猫 ブリーダーへ
にほんブログ村

psおまけ

DSC_0017.jpg

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。